潔癖性破滅矜持主義

振飛

自らに救いなど要らぬと信じて疑わず、ただ佐久間にその潔さを見せ続ける
それが警備隊主任・振飛の生きる理由である。

長浜の祭礼で肱川守と殴り合い、将棋盤を挟んで矜持を試された夜。「救いを拒むなら、死ぬ気でその嘘を貫け」
そう叩きつけられた言葉に、振尾は一度死ぬ。
そして「振飛」として生まれ変わる。己の死にたがりな打ち筋を「振り飛車」のように危険へ晒せ、と肱川に試され、潔さを証明することで屋敷の警備主任に迎えられた。